起業はアイデア勝負!ビジネスアイディアの探し方・見つけ方・決め方
会社で仕事をしているとき、ふとした時に「起業したいな」と考えたことがありませんか?
言葉の意味はそのまま、「新しく事業を起こすこと」になりますが、したいと思っても具体的に何をすればいいのかすら分かりませんよね。
まず、起業に対してのイメージとして、
「お金持ちしかできない」
「特別な才能を持っている人しかできない」
「今まで大きな夢を持っていた人ができる」
と、何となく「自分には無理」というイメージがありますね。
しかし、起業すること自体は、特別な資格や能力が無くてもできます。
そこで重要になるのが、起業したい目的は当然として、「アイデア」がポイントになるのです。
要は、「どんなビジネスをするのか」ということを決めることが先決。
ということで今回は、起業したいと考えている方の参考になれば幸いですが、起業とは?どんなビジネスをしたいのか?アイデアを決める方法について調べてみたので是非ご覧ください。
目次
起業したい人は「アイデア」を決めることが先決!
将来、独立したい、自分でビジネスをやってみたい、といった起業に関心がある人は意外と多いものです。
しかし、したいと思っても、実際に行動して起業している人はごくわずかですよね。
起業したいと思っても、まず何から手をつければいいのか分からないという方がほとんどだと思いますが、本気で起業したい人は、最初にしっかりした体制を整えておかないと、起業できてもスムーズに経営ができなくなってしまいます。
そもそも起業とは、「新しく事業を起こすこと」、簡単に表現すると、お客様に価値を提供して利益を得ることを自分の力で立ち上げることを意味しています。
では、どんな価値をお客様に提供したいのか?
つまり、起業をしたいと考える時点で、どのような業種や職種でビジネスしたいのか、「アイデア」を決めることが先決。
実際に何を目的として、ビジネスしたいのか決めなければ事業はスタートできませんよね。
事業は6種類に分類される
そこで、事業について説明しておくと、事業のパターンは6種類に分類できます。これは、時代が変化しても、新しい技術が開発されても変わることがない、普遍的なもの。簡単な説明も合わせて紹介すると、
➀販売
商品を仕入れて、価値を上乗せして販売する。事業の中でも最もポピュラーな形です。
➁製造
原材料を仕入れて、それを基に製造して販売する。自動車や家電などなど、製造メーカーは多い。
➂サービス
モノではないサービスを提供する。電話会社や飲食店などは典型的なサービス事業です。
④情報
こちらも、モノではなく情報を提供する。仕入れがなく、情報を自ら開発する会社、他で作った情報を仕入れて再販売する会社に分かれる。
➄賃貸
モノを貸し出して利益を得る。賃貸マンションやレンタカー、いわゆるレンタル会社です。
➅代行
本人に代わって、色々なことを行う。司法書士や弁護士、税理士などは代行業になります。
と、世の中を見渡してみると、事業を行っているほとんどの企業や会社が、この6つのどれかに当てはまりますよね。
要するに、どんなビジネスをしていいのか決めるには、まずは6つの事業パターンの中から1つに絞って、さらに、具体的にどんなビジネスをしていくのか「アイデア」を決めることが起業したいと考えている方の最初のステップとなるわけです。
起業アイデアを決める方法とは?
では、実際に起業のアイデアはどうやって決めていけばいいのか?
と、どうやってアイデアを決めればいいのか、悩みこんでしまい諦める人も多いようですよ。
ということで、ここからは参考になれば幸いですが、起業アイデアを決めるポイントをご紹介したいと思います。
起業アイデアは自分の内面に秘めている
起業のアイデアとなれば、誰でも外部に情報を求めたり、今流行しているモノや情報に惑わされることがありますが、アイデアの源となるものは自分の内面にあることが多いのです。起業のアイデアは、何か特別な能力や技術が必要なわけではありません。
自分が好きで得意なことを考える
まずは、自分は何が好きで、どんな特技があるのか考えてみましょう。
一番多い例として、起業するときに自分の得意分野を起業のアイデアにそのまま生かすことです。
例えば、前職でしていた仕事のスキルを活かしてビジネスを立ち上げる、いわゆる独立は一般に知られていますが、今自分が趣味としてやっていることをアイデアの中に取り入れるのも1つの方法だと思います。
そこで、それがビジネスに繋がるのか考えることが大切ですが、現在ではどんな要素でもビジネスに結び付けられる可能性を秘めています。
また、好きなことが一番のポイントとなり、自分の好きな得意分野だからこそ、改善を重ねてより良いサービスに繋がり、よりきめ細かいサービスを続けていくにつれて、いつしか自然と顧客が増えることが期待できますよね。
今では、インターネットやSNSの爆発的な普及によって、自分のビジネス情報を簡単に世の中に知ってもらえます。そうしたツールを上手に活用できれば、ビジネスの発展に大きく貢献してくれるでしょう。
身近な誰かに聞いてみる
外部のメディアかの情報に惑わされるのは良くないですが、困った時の人頼みということで、身近な人がどういうことに困っていて、どういう商品やサービスを欲しがっているのかリサーチしたり、近所付き合い程度で会話に参加してみることも意外に大切なことです。
自分にない視点が入ることで、思いもつかなかった起業のアイデアが発見できるかもしれません。
また、起業アイデアのヒントは、日常生活のあらゆる場面に散らばっています。通勤電車の中、毎日の買い物、何気ない所にアイデアのヒントは身近なところに隠れていたりします。
大事なのは、身近な人から聞いた話、街中で見掛けた広告などから、どうビジネスに繋げていくか「考え方」を変えることです。
既存の商品やサービスを吟味してみる
日常の生活の中で使っている商品やサービスに目を配り、改善の余地がないのか吟味してみることも1つの方法です。
「もっとこうすれば便利なのに」など日常感じることが、誰でも経験があると思います。このような疑問や発見が、新たなビジネスのアイデアを生み出すきっかけになることも。
つまり、自分が不便だと感じるなら、他にも同じ疑問や不満を抱いている人がいるかもしれません。そういった日常の些細な事に注目してみると新たな発見があるかもしれないのです。
市場に需要があるのか探る
次に、せっかくアイデアが浮かんでも、それだけではビジネスが成立するとは限りません。
ボランティアではなく「起業」するということは、そのアイデアで利益を出さなければ会社として存続していくことが出来ません。
アイデア自体を決めるのにメディアの情報に惑わされるのも良くないですが、ある程度アイデアが固まったら、市場に対してどれだけ需要があるのか分からなければ、せっかくのいいアイデアを活かすことはできませんよね。
簡単な方法として、インターネット検索すると、総務省統計局などから出されている、マーケットデータや業界別、商品別の統計が年度ごとに発表されています。そこで、市場の動向が簡単に確認できるので、そのような統計データを存分に活用しましょう。
また、現在では事業の種類もが多様化しているため、新しいアイデアを見つけなければ成功に結びつけることが出来ないと思いますが、他の人がやっていない斬新なアイデアでも、それが利用者にとって喜んでもらえるようなサービスでなかったら何の意味もありません。
つまり、利用者の目線で考えることを常に意識しておくことが重要となります。
まとめ
起業したい人は年々増加しており、SOHOという働き方も定着しつつあります。
しかし、いざ自分が起業したいと思っても、何から手をつけていいのか分からずに諦める人が多いようですが、まずは「起業アイデア」を決めることから始めることが重要です。ただ漠然と起業しただけでは、運営できないことが多いのです。
大事なのは、どんなサービスを提供して利益を得るのか、また、利用者の需要状況をしっかり把握して、自分なりのアイデアを絞っていくことがベストな起業アイデアの決め方ではないでしょうか。
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